子ども本の森 中之島

寒さがだんだんと厳しくなる季節。お子さんのいるご家庭は、冬のおでかけの場所に頭を悩ませる季節です。
今回は、温かな施設内で親子で読書を楽しめる、「子ども本の森 中之島」をご紹介します。

本の迷宮 子ども本の森

「子ども本の森 中之島」は、2020年7月に大阪市の中之島に創設された、子どもたちのための文化施設です。
2017年9月に大阪出身の建築家である安藤忠雄氏が、「本や芸術文化を通じて子どもたちが豊かな創造力を育む施設」として活用するため、
中之島公園内に“こども本の森 中之島”を整備し、寄附することを大阪市に提案しました。
建設費の費用全てを安藤忠雄氏が負担し、運営費用は大阪府内の賛同者を募り、大阪市への寄附を呼びかけて運営していくことで実現した施設です。
施設内の本の並びは、ジャンルや対象年齢にとらわれないよう、あくまでも子どもたちが“自発的に”本を手に取ることが出来る施設になっています。
自発的に本を手に取ることができる仕組みの一つに、テーマに添ったジャンル分けが挙げられます。
ブックディレクターと呼ばれる本の専門家が、子どもたちの目線で本を配置しています。多くの図書館では「動物」「虫」「歴史」などのジャンルで配置されていることが多く見かけられます。
しかし、子ども本の森では「将来について考える」「生きること死ぬことについて」「動物がすきな人へ」など、テーマに沿った表題を付けられた場所に、本が並べられています。
また、川の見える窓辺には川にまつわる本が、空の見える椅子には月や宇宙の本が手に取れるようになっていて、子どもたちのいる世界と、本が自然とリンクするようになっています。
もう一つの仕組みとして、施設内には子どもたちが「読むこと」に集中できる、年齢に応じた椅子が並べられています。
通常の図書館の椅子の多くは、大人用と子ども用だけがあることが多く、子どもが椅子を選べるということはあまりありません。
子ども本の森では、様々な体格の子どもたちが、自分に合った椅子を選び、集中して読書が出来るようになっています。
文字に疲れてしまった子どもたちに向けて、休憩室もあります。
円筒の形をした休憩室内には、本の興味へ繋がりそうな映像作品が上映され、まるで本の中に自分が飛び込んだような感覚を体験できます。
また、施設内では季節に合ったイベントも行っています。既に読書が好きな子どもだけでなく、今まであまり本に触れることのなかった子どもたちも、イベントを通じて読書に興味を持つきっかけになります。
子どもの好奇心をせき止めないように作られた施設のため、中学生以下の子ども連れの方のみが使用できます。
施設の利用は無料ですが、オンラインでの事前予約が必要です。
現在は新型コロナウイルスの感染対策として、90分ごとの利用で75名が定員となっています。
予約は公式ホームページから可能です。
▼公式ホームページ
子ども本の森

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