株式会社アースインフィニティ
大阪に拠点を構える株式会社アースインフィニティが2020年10月16日に東証JASDAQ市場へと上場を果たします。
インフラ事業をメインに行っているので保守的なビジネスにはなりますがその分堅調に業績を伸ばしてきています。
ここ数年で経常利益も5倍以上になっているので成長性も見込める企業になります。
企業名 | 株式会社アースインフィニティ |
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代表取締役 | 濵田幸一 |
住所 | 大阪府大阪市北区堂島浜2-2-28 |
資本金 | 9,985万円 |
設立 | 2002年07月18日 |
従業員数 | 46人 |
事業内容 | • 小売電気事業 • ガス小売事業 • 電子機器及び電気製品等の製造・販売・卸業 |
証券コード | 7692 |
市場 | JASDAQ |
※公式HPから抜粋
事業内容
アースインフィニティの事業内容は大きく分けて3つあります。
• 小売電気事業
• ガス小売事業
• 電子機器及び電気製品等の製造・販売・卸業
元々ブレーカーの技術で成長してきた企業ですが、電力自由化によって業績押し上げられ上場できるまでに成長できたという風に見て取れます。
ホームページで詳細が公開されている事業は小売電気事業となりますので、現時点では電力の販売が主に力を入れている事業だということになるでしょう。
小売電気事業
電力自由化とは?
電力の購入先を自由に選択できるようになる制度です。
2016年4月までは、「契約が50kw以上(高圧契約)」の需要家のみ、地域の電力会社が有する送電線網を通じて電力供給を行うことが出来ていましたが
2016年4月以降は、この50kw以上(高圧契約)という制限が外れ、一般家庭を含むすべての需要家さまに対して電気を供給出来る様になりました。
つまり、それまで地域ごとに指定されていた電力会社を、利用者の方が自由にお選びいただける制度です。
この事業は電力の自由化が制定されて立ち上げられたようです。
アースインフィニティの主な導入実績を見てみると、水道局・財務局・公民館・学校などの施設が多い傾向があるので安定した売り上げを継続することができます。
実際に電力自由化を受けて参入した企業は多く、特に元々ガス系や石油系(ガソリンスタンドなど)の事業を行う企業からするとセットで販売することによる割引率などでの販促がしやすいのでその分野からの参入が多くなっている現状です。
アースインフィニティの評判
インフラを事業とする企業が切って離せないのが一般消費者からの評判です。
どこの業者でも一定数の評価がされるのであまり気にするところではありませんが、投資家側からすると多少気になる部分でもあります。
このように消費者からの評価はまずまずではないかと思います。
もちろんネット上の評判だけの話なので実際は分かりませんが業績をみると年々安定し続けているので顧客は離れてはいないことがわかります。
セカンダリーにも期待できる
• ベンチャーキャピタル(以下VC)
• ストックオプション(以下SO)
これらの売り圧力となり得る株主が存在しないので株を急にたたき売られるということは起きにくいと予測できます。
IPOのセカンダリーは初値がついた瞬間に、VCの大きな売却が原因で株価が急落することが多々ありますがアースインフィニティに関してはVCから出資を受けておらず、株価も安定して推移する可能性が高いと思います。
業績も安定して毎年成長しているので中長期投資家の買いが入る可能性もありますので結果として徐々に右肩上がりで株価は推移するのではないかと考えています。
上場当日の株価
上場日が2020年10月16日ということなのでまだ初値はついていません。
IR資料もまだ出ていないので細かいお金の動きなどは分かりませんが、公開され次第初値と共に更新していきます。