関西おもしろ企業実例から 株式会社アイソル

経済産業省近畿経済産業局は、近畿2府5県から年間1000件を超える企業訪問を実施し、「関西おもしろ企業事例集~企業訪問から見える新たな兆:KIZASHI~」と題して、将来を見据えた変化の「兆し」が見える企業等の事例紹介しています。

▼関西おもしろ企業事例集~企業訪問から見える新たな兆:KIZASHI~
https://www.kansai.meti.go.jp/1-9chushoresearch/jirei/jirei11.html

事例の紹介は令和元年5月から、1~2か月おきに“関西おもしろ企業実例集”として経済産業局のホームページで公開されています。
最新の“関西おもしろ企業実例集”は、新型コロナウイルスの影響を受けて、「withコロナに適応した製品の提供」「近隣地域とともに」「コロナで変化するビジネスモデル」の3つの観点からの事例が紹介されました。
その中から、今回は大阪市中央区徳井町に本社を構える、株式会社アイソルについてご紹介させていただきます。

株式会社アイソルは、平成13年に創立され、病院や診療所のレセプトシステムの販売や保守、検査会社のレセプトシステム開発・販売などを行っています。
病院や診療所が電子カルテ化を導入することで、患者にとっては待ち時間の削減や、医療現場にとっては検査結果の取り込みが簡単になるなど、多くのメリットがあります。
しかし、小規模病院や診療所では、電子カルテ化が進まないことが問題となってきました。
特に診療所では、電子カルテにかかるコストの問題と、パソコンの使用に対する不安が、電子カルテ化が進まない大きな要因となっています。

しかし、アイソルは、そんな不安を持つ診療所に特化した電子カルテシステムを販売し、さらに医療事務・システム共に精通したインストラクターが操作説明を担当することで、診療所の電子カルテ化の不安を軽減しています。
導入後も「システム保守サービス」(有料)を徹底することで、多くの診療所の電子カルテ化に貢献しています。

また、アイソルは、コロナ禍になる以前の2017年からオンライン診療サービス「リモートドクター」をリリースしており、新型コロナウイルスによって急激に高まったオンライン診療のニーズから、今年は特に問い合わせが殺到しました。
リモートドクターは、オンライン診療・服薬指導に必要な予約・診察・決済・薬や処方箋の配送機能が全て揃ったサービスです。
スマートフォンがあれば誰でも受診可能で、アプリをダウンロードして、対象の医療機関で診察を受けることが出来ます。
リモートドクターでの診療を受ける流れは、以下の通りです。

①スマートフォンからアプリを起動し、診療を受けたい日時を選び予約する
②予約時間になと、医師からコールがあり、ビデオチャットで診察が始まる
③診察料はPaypayでクレジット決済される
④受診した病院から薬または処方箋が、自宅に配送される。院外処方の場合は、患者が指定した近くの薬局で薬を受け取る。

現在このリモートドクターのサービスは、2020年2月28日に厚生労働省が発表した「新型コロナウイルス感染症患者の増加に際しての電話や情報通信機器を用いた診療や処方箋の取扱いについて」に基づき、新型コロナウイルスへの感染が不安な患者を対象に利用できるよう、無料提供されています。

無償利用の期間は2020年4月1日~2020年12月31日までとなっており、全国の病院・診療所・調剤薬局が無償利用の対象になっています。
新型コロナウイルスにより医療現場に多くの負担がある現在、患者や医療現場のニーズに応える企業にも注目していきたいですね。

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